ルノー、仏サンドゥビル工場の改修完了…初の小型商用車生産へ

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新型 ルノー トラフィック
新型 ルノー トラフィック 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーは6月12日、フランス・サンドゥビル工場の改修工事が完了したと発表した。

サンドゥビル工場は1964年に稼働した老舗工場。今年で工場は50周年を迎える。ルノーの『Rシリーズ』をはじめ、1992年からは『サフラン』と『ラグナ』、2001年からは『ベルサティス』、2002年からは4代目『エスパス』、2007年からは3代目ラグナを組み立ててきた。

今回の改修工事は、サンドゥビル工場で初めて、LCV(小型商用車)の生産を行うために実施。総額2億3000万ユーロ(約317億円)を投資し、3年間の期間をかけて、工事が進められた。

改修工事完了後のサンドゥビル工場では、新型『トラフィック』の生産を開始。トラフィックは、ルノーの主力LCV(小型商用車)のひとつ。1980年の初代登場以来、過去34年間の販売台数は、初代と2代目を合わせて、累計160万台以上に到達。

サンドゥビル工場では、この新型トラフィックと、兄弟車のオペル『ヴィバーロ』の新型を生産。また引き続き、ラグナやエスパスの生産も続けていく。

《森脇稔》

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