トヨタ、ポーランドで新1.0リットルエンジン生産開始…アイゴ 新型に搭載

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタのポーランド工場で生産が開始された新1.0リットルエンジン
トヨタのポーランド工場で生産が開始された新1.0リットルエンジン 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車のポーランド生産子会社、TMMP(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ポーランド)は6月11日、新型1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジンの生産を開始した。

この新エンジンは、トヨタの欧州市場での入門車、『アイゴ』の新型に搭載。新型アイゴは2世代目モデルで、2014年3月、ジュネーブモーターショー14でワールドプレミア。アイゴは欧州Aセグメントに属し、トヨタの欧州における入門モデルの役割を担うコンパクトカー。初代アイゴは2005年に誕生した。

トヨタはアイゴ、プジョー版は『107』、シトロエンは『C1』を名乗る。3車は基本メカニズムを共用する兄弟車で、各ブランドが独自にデザインした専用ボディをまとう。同じくジュネーブモーターショー14では、プジョーが107後継車の『108』、シトロエンが新型C1をワールドプレミア。新型トヨタアイゴを加えて、3兄弟が同時モデルチェンジを果たした。

TMMPで生産が開始された新型1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジンは、新型アイゴ、プジョー108、新型シトロエンC1の3車種に搭載。また、欧州で改良新型が発表されたばかりの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)にも、このエンジンを搭載する。

TMMPでは2005年から、1.0リットル直列3気筒ガソリンエンジンの生産を開始。新型1.0リットル直列3気筒エンジンは、欧州複合モード燃費26.3km/リットル、CO2排出量88g/kmの優れた環境性能が売りとなる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る