米国の自動車大手、フォードモーターは6月12日、スリランカでの事業を強化すると発表した。
同社は、現地パートナーのフューチャー・オートモビルズと協力。スリランカの南西海岸沿いのコロンボに、同国の旗艦店を開設した。12台が展示できるショールームを完備し、販売からメンテナンスまでを行うワンストップサービスを提供する。
また、スリランカ市場には、乗用車やピックアップトラック、SUVを投入。まずは、新型フォード『クーガ』を現地発売。2015年には、新型『マスタング』もリリースする計画。
フォードモーターは、アジア太平洋地域を重視。2020年までに、世界成長に占める60-70%が、アジア太平洋地域になると見込む。
フォードモーターのアジア太平洋地域マネージングディレクター、デビッド・ウェスターマン氏は、「パートナーと協力し、新たな販売店を開業した。スリランカのフォード車の顧客に、世界基準のサービスを提供していく」と述べている。