「液晶のSHARP」がメーターパネルを変える

自動車 テクノロジー 安全
「フリーフォームディスプレイ」試作品
「フリーフォームディスプレイ」試作品 全 1 枚 拡大写真

 シャープは18日、多様なアプリケーションに応じて、自由にディスプレイ形状をデザインできる「フリーフォームディスプレイ」を開発したことを発表した。

 従来のディスプレイは、表示領域の外周部に「ゲートドライバ」(駆動用回路)を配置する額縁幅が必要なため、四角形状が一般的となっている。「フリーフォームディスプレイ」では、ゲートドライバを表示領域の画素内に分散して配置することで、自由な形状のディスプレイを設計することを可能とした。同時に額縁もきわめて細くすることが可能となっている。IGZO技術の応用と独自の回路設計手法により、実現したとのこと。

 これにより、「スピードメーターとその他のモニターを1つのディスプレイに組み合わせたインパネ」「円形ディスプレイを搭載したウェアラブル機器」などが実現できるという。今後は早期量産化を目指す。

丸でも三角でも雲形でも……シャープ、ディスプレイ形状を自由に作れる技術開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る