日本船舶海洋光学会、シップ・オブ・ザ・イヤーの部門賞を発表

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シップ・オブ・ザ・イヤーの部門賞
シップ・オブ・ザ・イヤーの部門賞 全 3 枚 拡大写真

日本船舶海洋工学会は、シップ・オブ・ザ・イヤー2013の部門賞を発表した。

【画像全3枚】

大型貨物船部門が「SHOYOH(翔遥)」(ジャパン・マリンユナイテッド)、漁船・作業船部門が「第五十一開洋丸」(三保造船所)、が「新青丸」(三菱重工業)がそれぞれ選ばれた。小型客船部門は授賞なしとなった。

大型貨物船部門賞を受賞した「SHOYOH」は、二重反転プロペラを大型ばら積み貨物船に世界で初めて搭載し、新開発の船尾付加物と合わせて約16%の燃費向上を実現した。主機関の排気ガスを利用する排ガスパワータービン発電機により、航海中の発電用燃料と環境負荷を半減したほか、荒天時用のバラスト水専用タンクにより、環境負荷、作業負荷を軽減し、運用性および構造信頼性を向上した。

漁船・作業船部門賞を受賞した「第五十一開洋丸」は、国内で四半世紀ぶりに建造された遠洋底曳き網漁船。北欧型漁船を模範とし、最新の漁労機器による効率アップ、加工場の高度衛生管理と徹底した機械化、安全性の向上、乗組員の生活環境の改善により、収益性と労働環境の向上を図った。日本の漁船漁業が、いかにあるべきか今後の方向性を示す漁船と評価された。

特殊船部門賞を受賞した「新青丸」は、多種多様な観測機器・研究設備を装備し、効率的、効果的に海洋環境観測、海底地形調査、海洋気象観測など、総合的研究観測を行うことができる世界最新鋭の調査研究船。東日本大震災で地震・津波が東北沿岸域の海洋生態系に与えた影響とその回復過程を、科学的に明らかにすることで東北地方の新たな発展に寄与するともに、東北復興のシンボルとしての活躍が期待されている。

シップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年日本で建造された船舶の中から、技術的、芸術的・社会的に優れた船を選考して与えるもの。

授賞式は、日本マリンエンジニアリング学会のマリンエンジニアリング・オブ・ザ・イヤーの表彰と共に、海事三学会合同表彰式として7月30日に海運クラブで行われる予定。

《レスポンス編集部》

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