デンソーグループ、社員ボランティアによる難民支援のための衣料回収活動を実施

自動車 ビジネス 企業動向
回収活動の様子
回収活動の様子 全 1 枚 拡大写真

デンソーは、今年の5月から6月にかけて、大安製作所、西尾製作所、グループ会社の浜名湖電装、デンソー九州および協同開催のアピタ刈谷店、安城南店の全6か所において、社員ボランティアによる海外支援用の衣料回収活動を実施した。

地域住民をはじめ社員の協力により、段ボール1693箱分の衣類と輸送費約127万8000円のカンパ金が集まった。

この活動は1993年6月に本社で初めて実施し、その後も安城、高棚、大安、幸田、豊橋、阿久比の各製作所、さらにグループ会社へと活動の場を広げ、毎年春と秋の衣替えシーズンに合わせて衣料回収を行っている。近年では地域との連携をより深めるため、近隣の企業や小学校と協同で開催している。

回収した衣類は、NPO法人日本救援衣料センター(大阪市中央区)を通じて、アジア・アフリカの難民や避難民に寄贈する。第1回の実施以降22年間で、延べ8200人の社員をはじめとするボランティアが回収活動を行い、段ボール3万5500箱分の衣類と輸送費として約3787万円のカンパ金を寄贈した。

さらに、2011年からは東日本大震災の被災地支援のためにベルマークの回収を同時に受け付けている。集まったベルマークは、宮城県石巻市の小学校に寄贈した。また今年は、福島県の古着リサイクル活動を行っているNPO団体からのニーズにより、海外支援用では回収を行っていないベビー服やスカートなどの回収も行った。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
  5. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る