滑落したトラックが線路を塞ぐ、運転操作を誤った可能性

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16日午前7時30分ごろ、山口県光市内の市道を走行していたトラック(ゴミ収集車)が路外に逸脱。道路に平行するJR山陽本線の線路上に滑落する事故が起きた。運転していた37歳の男性にケガはなく、列車との衝突も回避された。

山口県警・光署によると、現場は光市浅江3丁目付近。トラックは市道に隣接する駐車場から発進した直後、そのまま道路を横切り、道路と平行するJR山陽本線の線路に滑落した。

トラックは路面から約1.5m下の線路上で停止。接近していた普通列車は手前で緊急停止し、トラックとの衝突は免れた。列車の乗客乗員約400人、トラックを運転していた37歳の男性にケガはなかった。

警察では過失往来危険容疑で男性から事情を聞いているが、聴取に対しては「ブレーキが効かなくなった。初めて運転する車種で、サイドブレーキの位置もよくわからなかった」などと供述しているようだ。警察では男性が運転操作を誤ったものとみて、さらに事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

この事故の影響で、JR山陽本線は現場を含む柳井~徳山駅間で上下6本の列車が運休。6本の列車に最大で2時間30分の遅れが生じ、約2000人の足に影響が出た。

《石田真一》

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