日本とイタリアとの航空当局間協議が6月16日から18日にかけて、イタリア・ローマで開催されたものの、発着枠の確保やオープンスカイなど、新たな項目では合意できなかった。
協議では、路線や輸送力などについて議論した結果、発着枠の割り当てやオープンスカイなどで合意できず、今後も引き続き協議していくこととなった。
日本側代表として国土交通省の小林太郎航空局航空交渉室長、イタリア側がマリア・フランコリーニインフラ運輸省国際関係局長などが出席した。
日本とイタリア間は日系企業は日本貨物航空が貨物便を週5便、イタリア系企業ではアリタリア航空が旅客便を週19便、カーゴルックス・イタリアが貨物便を週3便運航している。