フォード、自動車初の膝エアバッグを開発…新型 マスタング に採用

自動車 テクノロジー 安全
フォードモーターのニー(膝)・エアバッグ
フォードモーターのニー(膝)・エアバッグ 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは6月19日、ニー(膝)・エアバッグを自動車メーカーとして、初めて採用すると発表した。

ニー・エアバッグは前面衝突事故の際、助手席の乗員がダッシュボードに膝をぶつけて、負傷するリスクを減らすために開発。グローブボックス内にエアバッグを装備。前面衝突の際に瞬時に膨らみ、クッションの役割を果たす。

エアバッグが装備されるのは、グローブボックスのふた。この部分に、エアバッグを内蔵させた。フォードモーターは、ニー・エアバッグの開発に際して、15の特許を申請している。

このニー・エアバッグ、2015年モデルとして米国市場へ2014年内に投入される新型フォード『マスタング』に標準装備される予定。新型マスタングでは、先代比でエアバッグの数を倍増。ニー・エアバッグも、そのうちの1つとなる。

フォードモーターの安全装備担当、シアン・ウエスト氏は、「我々は高いレベルの安全性や品質を、ドライバーと乗員に提供する。この先進のエアバッグは、デザインや重量を犠牲にせず、乗員保護を実現する技術として開発した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 漆黒のディフェンダー登場、最強の『OCTA』がブラック仕上げで存在感強化
  2. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  3. フィアット『500ハイブリッド』、イタリア・トリノで11月から生産へ
  4. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  5. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る