三菱ふそうトラック・バスとUDトラックスは6月25日、日本市場向けの小型トラックのOEM供給について、両社が基本合意したと発表した。
今回の合意内容は、三菱ふそうからUDトラックスに対し、2014年中をめどに、日本市場向けとして小型トラックの供給を行うもの。
今回の合意に関して、三菱ふそうのアルバート・キルヒマン社長は、「今回の合意は、当社製品への高い評価によるものと考える。昨年、三菱ふそうはアジア・アフリカ地域での商品ポートフォリオの拡大を発表しているが、UDトラックスへの小型トラックの供給により、三菱ふそうの国際事業の核となる日本市場で、さらなる事業の拡大をめざしていく」と述べた。
また、UDトラックスの坂上優介社長は、「小型トラックのOEM調達は、中・大型の開発・生産への経営資源の集中を可能にする。これまで同様、OEM調達を継続することで、日本市場において小型から大型まで充実したフルラインアップを提供していく」と述べた。