クラリオン「アラウンドモニター」の中大型トラック版を披露…巻き込み事故防止に効果

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中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」
中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」 全 10 枚 拡大写真

クラリオンは6月25日、都内で製品技術説明会を開催し、中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」をデモ展示した。

複数の車載カメラで取り込んだ画像を合成してモニターへ表示。左折時の巻き込みなど、死角になりやすい部分を映し出すことで安全走行をサポートするものだ。日産の乗用車向けに提供している「アラウンドビューモニター」のノウハウを応用して、中大型トラック/バス向けに改良を加えたものだ。

デモカーには、160度の正像映像を出力する「CC-1602A」を左側面と後部のルーフ部にそれぞれ設置。左折時、モニター上に映像を表示することで巻き込みの防止に貢献する。同社CV事業推進部の久保仁氏によれば、「乗用車向けのアラウンドビューモニターに比べて、高い位置にカメラを設置できるため、モニターにはより広範囲の映像を写し出すことができる。今後は画像認識によって歩行者や自転車、バイクの存在を検知してアラートを出すなどして機能を進化させていきたい」と説明する。

《北島友和》

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