クラリオン「アラウンドモニター」の中大型トラック版を披露…巻き込み事故防止に効果

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」
中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」 全 10 枚 拡大写真
クラリオンは6月25日、都内で製品技術説明会を開催し、中大型トラック向けにカメラを活用した周辺監視システム「SurroundEye(サラウンドアイ)」をデモ展示した。

複数の車載カメラで取り込んだ画像を合成してモニターへ表示。左折時の巻き込みなど、死角になりやすい部分を映し出すことで安全走行をサポートするものだ。日産の乗用車向けに提供している「アラウンドビューモニター」のノウハウを応用して、中大型トラック/バス向けに改良を加えたものだ。

デモカーには、160度の正像映像を出力する「CC-1602A」を左側面と後部のルーフ部にそれぞれ設置。左折時、モニター上に映像を表示することで巻き込みの防止に貢献する。同社CV事業推進部の久保仁氏によれば、「乗用車向けのアラウンドビューモニターに比べて、高い位置にカメラを設置できるため、モニターにはより広範囲の映像を写し出すことができる。今後は画像認識によって歩行者や自転車、バイクの存在を検知してアラートを出すなどして機能を進化させていきたい」と説明する。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 「ヤリクロ超えたのでは?」スズキ『クロスビー』のフルモデルチェンジ級進化に「最近スズキすげぇな」などSNS興奮
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る