東京都の「ヘルプマーク」、ゆりかもめと多摩モノレールでも実施

鉄道 行政
東京都が配布している「ヘルプマーク」。これまで都営交通で展開してきたが、新たにゆりかもめと多摩モノレールでも実施する。
東京都が配布している「ヘルプマーク」。これまで都営交通で展開してきたが、新たにゆりかもめと多摩モノレールでも実施する。 全 3 枚 拡大写真

東京都福祉保健局は6月26日、都営交通で展開している援助支援マーク「ヘルプマーク」について、7月1日から東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)と多摩都市モノレール線(多摩モノレール)に拡大すると発表した。

ヘルプマークは義足や人工関節の使用者、妊娠初期の人など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい人向けに制定・作成したマーク。このマークを身につけることで周囲からの援助や配慮を得られやすくする。車両内などの優先席にもステッカーで表示している。これまで都営交通で展開してきたが、東京都の第三セクターが運営しているゆりかもめと多摩モノレールでも実施することにした。

現在は都営地下鉄各駅(押上・目黒・白金台・白金高輪・新宿線新宿各駅を除く)と都営バス各営業所、荒川電車営業所、日暮里・舎人ライナーの日暮里・西日暮里両駅などで、対象者からの申し出によりヘルプマークを配布しているが、7月1日からはゆりかもめの新橋・豊洲両駅、多摩モノレールの多摩センター駅と中央大学・明星大学駅、高幡不動駅、立川南駅、立川北駅、玉川上水駅、上北台駅でも配布する。ステッカーの表示は順次実施する予定。

福祉保健局は「ヘルプマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします」と呼びかけている。

《草町義和》

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