インドDFC西線、新日鉄住金の熱処理レールを採用

鉄道 企業動向

新日鉄住金はこのほど、インドの首都デリーと商業都市ムンバイを結ぶ貨物専用鉄道(DFC西線)向けに熱処理レールを12万6000t受注し、6月からインドへの出荷を開始した。同社が6月27日、発表した。

DFC西線は、デリー~ムンバイ間に全長約1500kmの貨物専用鉄道を建設するインドの国家プロジェクト。日印両政府が推進している「デリー~ムンバイ間産業大動脈(DMIC)構想」の根幹となる。

このうち最初の工区となるインド北部ハリアナ州レワリから西部グジャラート州イクバルガーまでの約626kmは2013年春、双日がインド・ラーセン&トゥーブロと共同でインド貨物専用鉄道公社(DFCCIL)から軌道敷設工事を受注。新日鉄住金製の熱処理レールが採用された。

新日鉄住金は今回の採用について「当社のレールは耐磨耗性に優れ、レールの長寿命化に貢献できることや、寸法公差精度が高く、溶接・敷設時の作業性に優れており、こうした品質優位性等が評価」されたとしている。

工事は2013年夏から始まっており、2017年夏に完成する予定。レールは2016年夏頃までに納入を完了する予定だ。

《レスポンス編集部》

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