東急と韓国ソウルの地下鉄運営会社、ICカードで共同キャンペーン

鉄道 企業動向
東急(左)とSMRT(右)が掲出するポスター。ポスターとキャンペーン参加者が一緒に写った写真を提示すると、約500円分がチャージされたICカードがプレゼント、または無料で貸し出される。
東急(左)とSMRT(右)が掲出するポスター。ポスターとキャンペーン参加者が一緒に写った写真を提示すると、約500円分がチャージされたICカードがプレゼント、または無料で貸し出される。 全 3 枚 拡大写真

東京急行電鉄(東急)は6月30日、韓国のソウル特別市都市鉄道公社(SMRT)と共同で「ICカードトライアルキャンペーン」を実施すると発表した。キャンペーン期間は8月1日から30日まで。

7月以降、世田谷線を除く東急線全駅に掲示されるSMRTのポスターとキャンペーン参加者が一緒に写った写真を撮影し、撮影した写真をSMRT5号線の光化門(クァンファムン)駅にあるインフォメーションセンターで提示すると、1日先着10人に限り韓国の交通系ICカード「T-Money」が5000ウォン(約500円)のチャージ付きでプレゼントされる。

SMRTでも同様のキャンペーンを実施。SMRT線内30駅に7月以降掲示される東急のポスターと参加者本人が入った写真を撮影し、撮影した写真を東横・田園都市線渋谷駅の東急東京メトロ観光案内所で提示すると、1日先着10人に限り日本の交通系ICカード「PASMO(パスモ)」が500円のチャージ付きで無料貸与される。こちらは離日時にPASMOを返却する必要がある。

SMRTはソウル市域を中心とした地下鉄5~8号線を運営している鉄道会社。東急とSMRTは2012年3月に交流・協力を促進していく基本合意書に調印しており、利用者の誘致や技術交流などを行うとしていた。東急は「SMRT社と協力しながら両国間の相互送客を図るとともに、外国人旅行者が快適に街歩きを楽しんでいただけるサービスに取り組んでいきます」としている。

《草町義和》

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