米 コルベット 博物館の床陥没事故…現場を保存へ

自動車 ビジネス 企業動向
米 コルベット 博物館での陥没事故
米 コルベット 博物館での陥没事故 全 1 枚 拡大写真

米国を代表するスポーツカー、GMのシボレー『コルベット』の博物館で起きた床の陥没事故。この陥没事故の現場を元に戻さず、保存することになった。

この事故は2014年2月12日の早朝5時44分、米国ケンタッキー州の「国立コルベット博物館」で起きた。博物館内の「スカイドーム」と呼ばれる展示エリアの床が突然陥没し、展示車両8台が飲み込まれた。

地元の当局によると、穴の大きさは推定で直径が12m、深さは7.6‐9m。幸いなことに、博物館は開館前だったため、負傷者はいなかった。

コルベット博物館では、事故の後、展示車両8台を全て引き上げ、営業を再開。ただし、この陥没事故の現場はそのまま、手つかずの状態だった。しかし、この現場を見ようと、来場者数が増加。コルベット博物館によると、陥没事故の前よりも、来場者は約6割増えたという。

これを受けて今回、コルベット博物館は、陥没事故の現場を保存するかどうか、役員会で投票を実施。その結果、陥没事故の現場を部分的に修復した上で、保存することを決定した。

コルベット博物館では今後、陥没事故現場の保存方法を検討し、来場者の興味を引くような形で、公開していく方針。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る