【ヤマハ トリシティ 発表】競合よりも小型で軽量、独自サスペンションで「女性も扱いやすく」

モーターサイクル 新型車
ヤマハ発動機 トリシティ MW125 発表会。手前は女優の大島優子さん
ヤマハ発動機 トリシティ MW125 発表会。手前は女優の大島優子さん 全 8 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、新型3輪バイク『トリシティ MW125』の販売を9月10日から開始する。車両本体価格は33万円(消費税込み35万6400円)で、年間7000台の販売を計画している。

トリシティ MW125は全長1905mm×全幅735mm×全高1215、車両重量152kgと、他社の3輪バイクに比べ小型軽量設計になっているのが特徴。プロジェクトリーダーを務める高野和久氏は、開発にあたり、取り回しの良さを重視したと明かす。

小型軽量化を実現したのが、パラレログラムリンクと片持ちテレスコピックサスペンションで構成される独自のLMW(リーニングマルチホイール)機構。傾斜させる機能と、(前輪の)左右サスペンション機能を独立させることで、ゆとりあるバンク角とハンドル切れ角を確保した。これにより女性を始めバイク未経験者でも扱いやすくしている。

またトリシティ MW125は欧州や日本、新興国向けのグローバルモデルとして全量タイで集中生産することに加え、既存のグローバルモデルに搭載している125ccエンジンを流用することで、33万円の車両本体価格を実現できたと、高野氏は話していた。

《小松哲也》

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