6月28日午後3時50分ごろ、和歌山県田辺市内の県道で、徒歩で道路を横断していた89歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた23歳の男性から事情を聞いている。
和歌山県警・田辺署によると、現場は田辺市新庄町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていない。89歳の女性は渋滞の車列をすり抜けるように横断を開始。対向車線側まで出た直後に左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。
女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間後に死亡。警察はクルマを運転していた白浜町内に在住する23歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。