2013年度 船舶積卸し実績、取扱量は2年連続で前年度比増

船舶 行政
港での荷役の様子
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関東運輸局は7月1日、2013年度の船舶積卸し実績を発表した。取扱量は2年連続で前年度比増加となった。

発表によると、2013年度の関東運輸局管内の6港湾(京浜〈横浜・東京・川崎〉港、横須賀港、千葉港、木更津港、鹿島港、日立港)における港湾運送事業者による船舶積卸し実績は、前年度比1.3%(557万トン)増の4億2003万トンとなった。

港別の概況では、(1)横浜港は、同港シェア73.1%を占める「コンテナ」の取扱量減少(前年度比4.3%減)などにより、前年度比3.0%(369万トン)減の1億1826万トンとなり、(2)東京港は、同港シェア93.3%を占める「コンテナ」の取扱量増加(前年度比2.7%増)などにより、前年度比2.1%(301万トン)増の1億4335万トンとなった。東京港は港別取扱量では13年連続して管内第1位を獲得した。

管内全体としては、横浜港において「コンテナ」の取扱量が減少したものの、東京港及び川崎港においては「コンテナ」及び「自動車」、木更津港及び鹿島港においては「金属鉱」など、各港シェアの首位を占める品目の取扱量が増加したことにより、前年度を僅かに上回った。

輸出入取扱いの動向では、横浜港において減少(前年度比3.2%減)したものの、管内輸出入取扱量1位の東京港において増加(同2.8%増)したことなどにより、管内全体では、前年度比1.1%増の3億4880万トン(前年度3億4496万トン)となった。

移出入取扱いの動向では、横浜港(前年度比1.7%減)、東京港(同7.2%減)において減少したものの、管内移出入取扱量上位を占める千葉港(同5.3%増)及び木更津港(同17.7%増)において増加し、全体では、前年度比2.5%増の7124万トン(前年度6949万トン)となった。

主要品目別の動向では、主要5品目(コンテナ、金属鉱、自動車、石炭、鉄鋼)で管内全取扱量の約87%を占めている。「石炭」の取扱量が減少したものの、他の4品目については取扱量が増加又は前年度並みとなった。

《山内 博》

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