MRT地下工事現場で大規模陥没…長さ20m、KLのジャランプドゥで

鉄道 企業動向

クアラルンプール(KL)市ジャラン・インビとジャラン・プドゥの交差点で2日、10時40分頃と12時20分頃の2回にわたり、大量高速輸送(MRT)1号線のトンネル工事現場で大規模な陥没事故が発生した。

さらに陥没が広がる恐れがあり、防壁を設置するなどの防止作業が急ピッチで進められている。

陥没はジャラン・プドゥに沿って長さ20mほどに広がり、深さは12mにも及んでいる。陥没のあったトンネルには掘削機2台が入っていた模様だが、ケガ人などは報告されていない。

事故の影響で周囲の道路が通行止めとなっており、KLモノレールもハン・トゥア~タイムズ・スクエア間が運休となった。KLモノレールは代行バスを出して対応しているが、全面運転再開は翌3日になる見通しだという。水道管も破損したという。

MRT1号線(スンガイブロー~カジャン線、全長51km)のトンネル部分は、KLセントラルからタマン・ブキ・ラヤまでの全長9.5km。地下部分の工事は2009年11月に開始され。今年12月10日に完成する予定だった。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る