MRT地下工事現場で大規模陥没…長さ20m、KLのジャランプドゥで

鉄道 企業動向

クアラルンプール(KL)市ジャラン・インビとジャラン・プドゥの交差点で2日、10時40分頃と12時20分頃の2回にわたり、大量高速輸送(MRT)1号線のトンネル工事現場で大規模な陥没事故が発生した。

さらに陥没が広がる恐れがあり、防壁を設置するなどの防止作業が急ピッチで進められている。

陥没はジャラン・プドゥに沿って長さ20mほどに広がり、深さは12mにも及んでいる。陥没のあったトンネルには掘削機2台が入っていた模様だが、ケガ人などは報告されていない。

事故の影響で周囲の道路が通行止めとなっており、KLモノレールもハン・トゥア~タイムズ・スクエア間が運休となった。KLモノレールは代行バスを出して対応しているが、全面運転再開は翌3日になる見通しだという。水道管も破損したという。

MRT1号線(スンガイブロー~カジャン線、全長51km)のトンネル部分は、KLセントラルからタマン・ブキ・ラヤまでの全長9.5km。地下部分の工事は2009年11月に開始され。今年12月10日に完成する予定だった。

伊藤 祐介

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