常石造船、8万2100トンのカムサマックスバルカーを引き渡し…パナマ運河運行可能船型のうち最大級

船舶 企業動向
常石造船グループの多度津造船、82100MT型ばら積貨物船「エナジー・サンライズ」を竣工
常石造船グループの多度津造船、82100MT型ばら積貨物船「エナジー・サンライズ」を竣工 全 3 枚 拡大写真

常石造船は、グループの多度津造船が8万2100MT型ばら積み貨物船『エナジー・サンライズ』をSHIPPING S.A.(パナマ)に引き渡したと発表した。

船は、常石造船が2004年に開発したカムサマックスバルカーで、2005年に常石造船本社工場で1番船を竣工して以来、グループ累計で建造183隻目となる。

全長229メートル、船幅32.26メートル、深さ20メートル。パナマ運河の通行が可能な、最大船型パナマックスバルカーの載貨重量を、従来の7万トン級から8万トンを超える8万2000トンに増加させ、輸送効率を高めた船型。主機関には、MAN-B&Wディーゼル機関6S60MC-C7を搭載する。

「カムサマックスバルカー」の命名は、船の長さを、ボーキサイトの主要積出港であるギニア共和国カムサール港の入港制限に対応する229メートルとしたことに由来する。

《レスポンス編集部》

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