ヒュンダイの米国主力コンパクト、エラントラがリコール…内装材に不具合

自動車 テクノロジー 安全
ヒュンダイ エラントラ・ツーリング
ヒュンダイ エラントラ・ツーリング 全 3 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)の主力小型車、『エラントラ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは7月1日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「ヒュンダイの米国法人、ヒュンダイモーターアメリカから、エラントラのワゴン、『エラントラ・ツーリング』に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、内装材の不具合が原因。NHTSAによると、エラントラ・ツーリングのサイドエアバッグが展開する際、内装材に使われている金属製の部品が乗員に当たり、乗員が負傷するリスクがあるという。

リコールの対象となるのは、2010-2012年モデルとして、米国で販売されたおよそ3万5000台。2009年12月中旬から、2012年5月初旬にかけて生産された車が、リコールに該当する。

ヒュンダイモーターアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。8月半ばをメドに、販売店で内装材に安全対策を施すリコール作業を行う方針。

《森脇稔》

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