中国で米EVのテスラを提訴…「商標権侵害」と主張

自動車 ビジネス 海外マーケット
テスラ・モデルS
テスラ・モデルS 全 2 枚 拡大写真
米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズ。同社を相手取り、中国で裁判が起こされた。

これは7月3日、中国在住の実業家、占宝生氏が中国北京の裁判所に出した訴状の中で、明らかになったもの。同氏は、「中国での『TESLA』の商標権は自分が持つ」として、テスラモーターズを商標権侵害で提訴した。

また同氏は、テスラモーターズの名前で、同社が中国で活動することを禁止するよう、裁判で主張する構え。テスラモーターズに対して、損害賠償の請求も起こしている。

占宝生氏は自身のTwitterページにおいて、中国の国家工商行政管理総局が発行した「TESLAの商標権認定証」を、証拠として提示。「中国でのテスラの商標権は私に帰属する。テスラモーターズは嘘つきだ」と主張している。

なお、占宝生氏の主張によれば、中国の国家工商行政管理総局は2009年6月、同氏が申請したTESLAの商標権を認めた。有効期限は2019年までの10年間という。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る