商船三井、世界初となる砕氷LNG船を使用したプロジェクトに参画

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商船三井、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画
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商船三井は、中国海運(集団)と合弁で設立した船主会社を通じ、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画する。

船主会社は、韓国・Daewoo Shipbuilding & Marine Engineeringと新造砕氷LNG船3隻の造船契約を締結した。商船三井は世界初となる砕氷LNG船を使用したプロジェクトへ参画する。

プロジェクトに投入される砕氷LNG船は、船首砕氷バウ構造で、船尾3軸PODプロペラを搭載し、最大で氷厚2.1mの氷海で単独砕氷航行可能な仕様となっている。ロシア・ヤマル半島サベッタ港のヤマルLNG基地から、通年にわたって世界各地への輸送に従事する。また、夏季には北極海航路を経由して東アジア向けに運航される。

商船三井は、このプロジェクトへの参画を通じて、北極海航路運航のために必要なノウハウやリソースを蓄積して、事業の核である海上輸送サービスを拡充する方針だ。

《レスポンス編集部》

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