商船三井、世界初となる砕氷LNG船を使用したプロジェクトに参画

船舶 企業動向
商船三井、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画
商船三井、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画 全 3 枚 拡大写真

商船三井は、中国海運(集団)と合弁で設立した船主会社を通じ、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向け輸送に参画する。

船主会社は、韓国・Daewoo Shipbuilding & Marine Engineeringと新造砕氷LNG船3隻の造船契約を締結した。商船三井は世界初となる砕氷LNG船を使用したプロジェクトへ参画する。

プロジェクトに投入される砕氷LNG船は、船首砕氷バウ構造で、船尾3軸PODプロペラを搭載し、最大で氷厚2.1mの氷海で単独砕氷航行可能な仕様となっている。ロシア・ヤマル半島サベッタ港のヤマルLNG基地から、通年にわたって世界各地への輸送に従事する。また、夏季には北極海航路を経由して東アジア向けに運航される。

商船三井は、このプロジェクトへの参画を通じて、北極海航路運航のために必要なノウハウやリソースを蓄積して、事業の核である海上輸送サービスを拡充する方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る