マレーシア、交通事故で毎日平均18人が死亡

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア交通安全研究所(MIROS)の研究によるとマレーシアでは毎日平均18人が交通事故死している。2020年までには毎日平均が29人になると予想されている。

国際的な調査でも、マレーシアでは心臓発作や脳卒中、インフルエンザや肺炎に次いで交通事故が死因となるケースが多いという結果が明らかになっている。
MIROSによると、二輪車運転者が交通事故死の多くを占めている。

ヤマハによる「第16回バリ・カンプン(帰省)交通安全キャンペーン」に出席したアブドル・アジズ副運輸相は、道路交通局(RTD)や公共陸運委員会(SPAD)、警察の協力により政府が交通安全を推進するプログラム実施を強化しているにも関わらず、交通事故の死亡件数が増加傾向にあることは懸念するべきと述べた。

また、公共交通機関の整備が進めば交通事故の件数を減らすために自動車や二輪車の保有に関する規制を強化することも検討すると語った。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月9日)

千田真理子

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