横浜冷凍、大阪に夢洲物流センター竣工…営業冷蔵庫で初の太陽光売電も

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夢洲物流センター
夢洲物流センター 全 3 枚 拡大写真

横浜冷凍は7月8日、大阪府大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)地区に「夢洲物流センター」を新設した。同日、現地にて竣工式・施設見学会が執り行われ、来賓の徳平隆之大阪市港湾局長、同社の吉川社長、他施工関係者など140名が出席した。

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夢洲物流センターは、関西地区の物流の要衝である大阪湾ベイエリアの中心に位置し、関西地区の旺盛な物流ニーズに応えるべく、関西イノベーション国際戦略総合特区である夢洲に民間企業第1号として進出した。

「高い品質管理」「環境にやさしい冷蔵倉庫」「最適な保管環境の提供」という3つのコンセプトに基づき設計・建設されている。

施設屋上には、業界最大規模となる 630kwの太陽光発電システムを設置。自社利用のほかに、営業冷蔵庫初となる売電も行う。また、ハイブリッドデシカント陽圧式低温プラットホームなど、環境に優しい最先端の技術を集約した革新的な物流センターとなっている。

新設の夢洲物流センターの概要は、鉄筋コンクリート造4階建(一部鉄骨造)、敷地面積 1万7098平方m、延床面積 2万1884平方m、冷蔵収容能力 F級 2万4929t C級 844t 合計 2万5773t。

設置されている設備等は、太陽光発電システム(630kw)、ハイブリッドデシカント陽圧式低温プラットホーム、BEMS(Building Energy Management System)、オゾン殺菌・脱臭装置、電動式移動ラック、全館LED照明となっている。

《山内 博》

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