三菱化学、タイ子会社の社名を変更…熱可塑性エラストマー製造設備も導入
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東南アジア

同社は塩ビコンパウンドの商標である「サンプレーン」を社名として使用し、主に自動車の内外装部品や電線被覆用等の樹脂コンパウンドを製造・供給してきた。今回、社名に「三菱化学」を冠することで同国におけるブランドイメージの向上、および同社機能性樹脂事業の拠点であることを明示するために社名を変更する。
また、東南アジアにおいて自動車分野などの需要拡大が見込まれる中、機能性樹脂製品の供給体制を拡充し、それらの需要に対応していくためにバンコク近郊にある同社拠点のアマタナコン工場を拡張して熱可塑性エラストマーの新規製造設備を導入する。新設備の稼働開始は2015年度第2四半期を予定している。
同社機能性樹脂事業はこれまで積極的なM&Aを進め、欧州、北米地区など世界各地において事業拡大している。今回の社名変更で同事業のネットワーク13か国18拠点のうち、米国、ブラジル、オランダ、中国に続きタイで海外5社目の三菱冠称会社設立となり、同社を東南アジアにおける主要製造拠点と位置付け、一層のグローバル展開を加速していく。
《纐纈敏也@DAYS》
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