【新聞ウォッチ】日立が世界最高レベルの産業用モーター開発、自動車も視野

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日立製作所 IE5レベルを達成したアモルファスモーターの試作機
日立製作所 IE5レベルを達成したアモルファスモーターの試作機 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年7月10日付

●ベネッセ顧客情報流出、進研ゼミ受講者ら最大2070万件(読売・1面)

●「ミライース」再び燃費1位、改良発売、ガソリン車リッター35.2キロ (読売・8面)

●台風・大雨列島警戒、梅雨前線刺激、あす東日本接近か (朝日・1面)

●軽キャンピングカー人気じわり「小さく安い」中高年に好評(朝日・8面)

●ガソリンまた上がる、11週連続全都道府県165円超え(朝日・9面)

●初の北極海定期航路、商船三井18年からLNG輸送 (毎日・7面)

●中国新車販売8.4%増、上半期、SUV好調、VWは2割拡大 (日経・9面)

●ホンダ、人気車納期短く、在庫、販売店に裁量、最短2週間、売り逃し防ぐ(日経・11面)

●クラウンHVに四輪駆動タイプ、トヨタ(日経・11面)

●日立、モーター2割省電力、産業用、世界で最高性能(日経・12面)

●トヨタ、理系女子に奨学金、グループ入社で返済免除(日経・13面)

●高級小型SUVを生産、日産、英工場で来年から(日経・13面)

●東レ「脱自前」で世界攻略、米韓2社を傘下に (日経・13面)

ひとくちコメント

日立製作所が電力消費量を大幅に削減するなどの世界最高レベルの性能を誇る産業用モーターを開発した。希少金属のレアアース(希土類)を使用しないことからコストも抑制できる優れもので、2015年度にも製品化する計画だそうだ。

日立が発表したもので、きょうの産経や日経なども「最高効率モーター、レアアースいらず、日立来年度製品化へ」などと、取り上げている。

それによると、モーターの中核部品である「鉄心」に鋼板を急速冷却して製造するアモルファス(非結晶)金属を採用して磁力を強め、鉄心の磁気特性を高精度に把握することでモーターの形状を最適化。新開発のモーターは電力消費を削減し、エネルギー効率を世界最高の96%に引き上げることに成功したという。

日立では2015年度の量産化を目指しており、「将来は自動車向けなどへの応用も視野に入れる」(日経)としている。

重電メーカーの中でも、日立といえば「モーター」をイメージするほどの中核の事業だが、その分野の世界シェアをみると、独のシーメンスやスイスのABBの2強の足元にも及ばないだけに、高性能を誇る新開発のモーターでどこまで追随できるかも楽しみである。

《福田俊之》

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