マグナ、セダン用の次世代 後席システム開発…快適性と機能性を両立

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マグナインターナショナルのセダン用の次世代リアシートシステム、「セダン・スラウチ」
マグナインターナショナルのセダン用の次世代リアシートシステム、「セダン・スラウチ」 全 1 枚 拡大写真

カナダに本拠を置く大手自動車部品メーカー、マグナインターナショナルは7月8日、自動車のセダン用に、次世代のリアシートシステムを開発したと発表した。

これは、マグナインターナショナル子会社のマグナ・シーティングが開発したもの。「セダン・スラウチ」と命名されたシステムだ。

セダン・スラウチでは、背もたれのリクライニング機能と、背もたれを前倒ししてフラットにできる機能を、両立させているのが特徴。マグナインターナショナルによると、セダンでこの機能を備えるのは、自動車業界で初めてという。

セダン・スラウチは、手動と電動の両シートに対応。同社によると、中大型クラスのセダン市場は、全世界でおよそ600万台の規模があり、この種のシートシステムに需要が見込まれるという。

マグナ・シーティングのマイク・バイソン社長は、「消費者はライフスタイルに合い、かつクラス最高の室内体験を提供するスマートな装備を求めている」と述べた。

《森脇稔》

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