どうなる名簿流出問題…ジャストシステム株ストップ安へ

エンターテインメント 話題
ジャストシステムのホームページ
ジャストシステムのホームページ 全 2 枚 拡大写真

 ジャストシステムは7月10日、ベネッセコーポレーションから流出した個人情報を同社が悪意を持って利用したかのような報道があったことについて、そのような事実は一切ないと発表した。ジャストシステムの株価はこの日、ストップ安となった。

 ベネッセコーポレーションは、7月9日に緊急記者会見を行い、顧客情報約760万件が外部に漏えいしたと発表した。最大約2,070万件が漏えいしている可能性もあるという。ベネッセの説明によると、2014年6月下旬より、通信教育事業を行うIT事業者からのダイレクトメールがベネッセの顧客に届き始め、問合せが急増したことから調査を行い、顧客データが漏えいした可能性が極めて高いことが明らかになった。

 7月10日の一部報道で、ベネッセコーポレーションから流出した個人情報をジャストシステムが悪意を持って利用したかのように報じられた。このことについて、ジャストシステムがベネッセコーポレーションから流出した情報と認識したうえでこれを利用したという事実は一切ないという。ジャストシステムは、事業活動の中で顧客にダイレクトメールを送付する場合や、外部の事業者に依頼して発送する場合など、いずれの場合も適切な手順や方法をとっているとしている。

 ジャストシステムの株価は10日、前日終値(985円)からストップ安(835円)となった。

ジャストシステム、一部報道について釈明…株はストップ安

《工藤めぐみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る