【ツール・ド・フランス14】新城、第8ステージで元チームメートの勝利に「おめでとうと言いたい」

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ツール・ド・フランス14 第8ステージ
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第8ステージは、序盤平坦が続き、ゴール30km手前から2級山岳が連続、最後は3級山岳頂上ゴールの161km。

コースの特性上、逃げ切る可能性が高いステージと言うこともあり、チームヨーロッパカーはエースのトマ・ヴォクレール、またはセリル・ゴッチェの2名どちらかを必ず逃げに送り込む作戦をとった。セリルには新城が、トマにはケビン・レザがそれぞれ逃げるためにアシストを付け臨んだ。

ただ、どのチームも逃げ切りを図る考えは同じで、前半から激しいアタック合戦が繰り広げられた。

新城は逃げに送り込むためのアシストとして動いたが、簡単には逃げが決まらず、結果、チームヨーロッパカーから逃げに選手を送り込むことが出来ず、全員がメイン集団に取り残される中、タイムは8分以上開いた。

終盤の山岳に入る手前で逃げ集団から、最初に仕掛けたシルバン・シャバネル(IAMサイクリング)を追う形で飛び出したブレェル・カデリ(AG2Rモンディアール)が山岳に入り、シャバネルを抜き去り、そのまま独走。

冷たい雨の降りしきる中、今大会最初の山頂ゴールを制した。

新城は、序盤は逃げに選手を送り込むために働き、後半はピエール・ローランのアシストとして走ったが、2級山岳登り口のハイスピードでメイン集団から脱落、20分32秒遅れの163位でゴールした。

「今日、優勝したブレェルはプラニャック時代のチームメイト。素晴らしい勝利におめでとうと言いたい」とした。

「チームとしては作戦通りにいかず、失敗。レースはなかなか思い通りにいかない、ちょっとコミュニケーションミスなところもあった。明日はきついステージになりそうだが、タイムアウトの時間制限が厳しいので、気持ちを切り替えて、頑張らなくてはいけない。明日、明後日をいい形で乗り越えて、中盤戦に臨みたい」と意気込みを話した。

《飯島美和@CycleStyle》

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