ホンダ志賀取締役「世界のトレンドを転換させた」…船外機生産50周年

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの船外機生産開始50周年記念式典
ホンダの船外機生産開始50周年記念式典 全 5 枚 拡大写真

ホンダは7月14日に静岡県浜松市の船外機工場で、同工場やマリン事業室の関係者らが出席する船外機の生産開始50周年記念式典を開いた。

ホンダは1964年に船外機事業に進出、創業者・本田宗一郎氏の「水上を走るもの水を汚すべからず」との考えから、一貫して環境負荷が小さい4ストロークのエンジンを採用してきた。これまでの累計生産は163万台。現在、2馬力から250馬力まで25機種を揃え、グローバルで年5万台規模を販売している。

記念式典で挨拶した汎用パワープロダクツ事業本部長の志賀雄次取締役は「今や世界の船外機市場の7割が4ストロークであり、ホンダの船外機ビジネスの軌跡は、かつて主流だった2ストロークから4ストロークへと、トレンドを大きく転換させるものだった」と、半世紀を振り返った。

さらに、同社の船外機の強みは「低燃費と耐久信頼性」とし、「当工場がマザー機能も果たしながら、強みを一層際立たせるよう世界をリードしていきたい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  5. 取り付け約10秒、カーメイトが『カローラクロス』『メルセデスベンツ』各車純正ミラー専用設計の「ワイドリアビューミラー」を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る