CAの動きを逐次モニター…JALがスマートウォッチで実験

航空 テクノロジー
スマートウォッチを装着するスタッフ
スマートウォッチを装着するスタッフ 全 4 枚 拡大写真

 日本航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は14日、空港旅客業務の先進化を目的に、iBeaconとスマートウォッチを活用する実証実験を行うことを発表した。16日より約1か月間、実験を行う。

 iBeaconはBLE(Bluetooth Low Energy)を用いた端末の接近検知の方式。スマートウォッチはスマートフォンと連動して、情報の表示やアプリケーションの実行が可能な腕時計型端末だ。

 今回の実験では、羽田空港第1旅客ターミナルビルにおいて、搭乗ゲート担当のJALスタッフがスマートフォンを装着。各搭乗ゲートに設置されたビーコンが発する信号をスマホが受信することにより、スタッフの所在・配置状況を、コントローラーデスクの担当者が遠隔地からリアルタイムに把握できるようにするものだ。これにより、スピーディーな対応と、より効率的なスタッフの配置が可能となる見込みだ。

 今回の実証実験において、NRIは、iBeaconを活用したスタッフの位置情報の検出や所在位置の表示と、配置指示などのメッセージをスマートウォッチに配信するシステムの開発を担当している。また、「GALAXY S5」「GALAXY Gear2」、Android Wearを搭載した「LG G Watch」など、最新のスマートウォッチも対象として実験を行う。

JAL×NRI、iBeaconとスマートウォッチで空港旅客業務を効率化する実験

《冨岡晶@RBB TODAY》

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