超小型モビリティがペーパードライバーを救う? 教習所で試乗会…ファインモータースクール

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ファインモータースクールで初心者、ペーパードライバー向けに超小型モビリティの試乗会が開催された(14日)
ファインモータースクールで初心者、ペーパードライバー向けに超小型モビリティの試乗会が開催された(14日) 全 5 枚 拡大写真

7月14日、自動車教習所のファインモータースクールは、さいたま市が推進する超小型モビリティ導入促進事業に参加、社会実験としてペーパードライバーと免許取得直後の人を対象とした試乗会を行った。

ホンダの超小型モビリティ『MC-β』を使った試乗会は、ペーパードライバー講習を受講する人や免許取得直後の学生といった、クルマの運転に慣れていない人達を集め、超小型モビリティの使用感やどのように使う可能性があるのかなどを調査する目的で開催された。

試乗会の参加者は、教習所のコースを使って、車庫入れから縦列駐車、S字、クランクなどを走行、後部座席にインストラクターが同乗して、普通乗用車との走行感覚の違いをアドバイスした。

ファインモータースクール営業企画部広報の福田慎太郎さんは「ペーパードライバーの人に話を聞くと、道幅の狭い住宅地に住まれていて、対向車とのすれ違いが苦手で車を利用しなくなってしまったという話も聞きます」。

「超小型モビリティが普及することによって、そういったペーパードライバーの方の中にも車を使った便利な生活に戻れる方も多いと思い、教習所としてお手伝いができないかと社会実験に参加しました」と狙いを話す。

同教習所でも、実際に超小型モビリティを営業活動に利用して、今後の教習に活かせるよう公道を安全に走行するためのポイントを探っているという。

福田さん「今後10月から、さいたま市が大宮駅前でカーシェアリングの実施を予定しています。まだ、社会実験中なのでさいたま市から出てはいけないといったことから、車両の操作方法や特性などを理解してもらうためにも、カーシェア利用者には講習が義務づけられていますので、我々としても講習の講師として協力していく予定です」と話した。

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