クライスラー、90万台のSUVリコール…化粧鏡の照明配線がショート

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ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループ。同車が世界市場において、大規模なリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。

これは7月11日、クライスラーグループが明らかにしたもの。「全世界で販売したSUVのおよそ89万5000台について、リコールを行う」と発表している。

今回のリコールは、サンバイザーに装着されるバニティミラー(化粧鏡)の照明配線の不具合によるもの。クライスラーグループによると、バニティミラーの照明配線がショートし、火災を起こす可能性があるという。

リコールの対象となるのは、2011-2014年モデルのジープ『グランドチェロキー』とダッジ『デュランゴ』。市場別では、米国がおよそ65万1000台、カナダが約4万5700台、メキシコが約2万3000台。その他、NAFTA地域以外が、約17万5000台。合計で、およそ89万5000台。

クライスラーグループは、対象車を所有する顧客に連絡。販売店で、配線を保護するスペーサーを装着するリコール作業に着手する予定。なお同社は、「この不具合により、3名の負傷者の報告を受けている」と説明している。

《森脇稔》

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