【リコール】BMW R1200GS など1万3623台、燃料漏れのおそれ

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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7月15日、BMW『R1200GS』などの燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『HP2 エンデューロ』『HP2 メガモト』『HP2 スポーツ』『R1200S』『R1200ST』『R1200RT』『R1200GS』『R1200GS-A』『R1200R』『K1200R』『K1200S』『K1200R-S』『K1200GT』『K1300S』『K1300R』『K1300GT』『K1600GTL』『S1000RR』の18車種で、2004年1月14日~2011年4月15日に製造された計1万3623台。

燃料ポンプにおいて、クイックカプラーの脱着作業指示が不適切なため、燃料ポンプのマウントドームに亀裂が発生することがある。そのため、燃料ポンプ等の熱膨張・収縮によって当該亀裂が進行すると、燃料が漏れ、最悪の場合、燃料が高温部に付着して発火するおそれがある。

全車両、マウントドームを点検し、亀裂が無い場合は、サポートリングを装着し、亀裂がある場合は、対策品の燃料ポンプに交換する。なお、燃料ポンプを2個装着している車両については、2個とも措置を行う。また、ライダーズマニュアルにクイックカプラー脱着時の注意事項を説明した補追版を挿入する。

不具合は482件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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