初心者にも“心のゆとり”、超小型モビリティで広がる移動の自由

自動車 ビジネス 国内マーケット
初心者にも“心のゆとり”、超小型モビリティで広がる移動の自由
初心者にも“心のゆとり”、超小型モビリティで広がる移動の自由 全 10 枚 拡大写真

ファインモータースクールが開催した超小型モビリティの試乗会。試乗会に参加した本田技術研究所の末田健一主任研究員は「初めてライセンスを取った方など運転に不慣れな方には、『MC-β』のサイズは心のゆとりになります」とメリットを示す。

【画像全10枚】

超小型モビリティーは、国土交通省が主導となって検討している車両区分。同試乗会ではホンダの「MC-β」が使用された。

車両サイズ2495×1280×1545(mm)と、軽自動車より全長が約90cm短い超小型ボディに仕上げられたホンダの「MC-β」は、現在、熊本県、さいたま市、宮古島市の各自治体と共同で開始した社会実験に導入されている。

超小型モビリティがドライバーの心にゆとりを与えるということに関して、末田氏は「他の地域ですが、軽自動車の『N-ONE』とMC-βの乗り比べを実施して、参加者には、クランクを回る、駐車をするといった、基本操作のあるコース走ってもらいました。その時のタイムを計測したところ、N-ONEでは3分かかるものが、MC-βでは1分30秒で帰ってくる人がほとんどであったりと、どのくらいストレスがあるのかなどを含めて、超小型モビリティの見切りの良さが扱いやすさに効果があることを確認しています」と話す。

実際にMC-βで教習コースを試乗してみると、筆者の苦手な車庫入れや縦列駐車もスムーズに行えることを実感、道路幅の狭いところでは心に余裕があることを感じた。普段、車に乗り馴れている人には感じられないかもしれないが、車を操作することへの不安がバリアとなって、移動の自由が制限されている人もいると、末田氏は指摘する。

末田氏「今回の試乗では、ペーパードライバーなど久しぶりに運転される方が多いことから、どのくらいの余裕を持って操作ができるのか?、どうしたら街の中でも楽しく乗ってもらえるのか?といった声が集まり、次に作るハードの要求性能であったり、法規制の部分やインフラ部分で専用の道路や駐車場が必要なのか?といった部分に役立てることができると思います」と、加えて、様々な立場の人に小型EVならではの良さを知ってもらうことが重要と説く。

末田氏「駐車場の話を例にすると、一台分のスペースをそのまま使えた方がゆとりがあっていいのか?、専用駐車場を用意して効率を高めるべきなのか?、多くの人に知ってもらうことで考え方の幅が広がっていくと思います」と、超小型モビリティの普及にあたってはハードだけでなくインフラやルール作りの面でも、一般利用者への認知拡大が重要との考えを示した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『N-BOX』改良新型、「CUSTOM」が表情一新…6月22日から先行予約
  2. トヨタが『カローラクロス・ピックアップ』開発中か? 日本市場でヒットの予感
  3. ホンダ、中国生産のミニバン『オデッセイ』国内販売終了へ[新聞ウォッチ]
  4. スバルの3例シートSUV、『アセント』を日本発売前レビュー!…海外報道
  5. 自動車開発に求められるスピード感、課題解決に向けクエスト・グローバルが提案する「エンジニアリングの力」とはPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ステランティスと中国リープモーター、戦略的提携を拡大…スペイン工場でEV生産へ
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. スマホで空気圧をチェック、簡単取り付けのキャップ式空気圧センサーが発売
  4. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  5. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
ランキングをもっと見る