ホンダ、インドで アコードと CR-V をリコール…タカタ製エアバッグの不具合が拡大

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ホンダアコード(2003年型)
ホンダアコード(2003年型) 全 2 枚 拡大写真

ホンダのインド現地法人、ホンダシェルカーズインディアリミテッドは7月16日、インドで販売した『アコード』と『CR-V』を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、助手席エアバッグの不具合によるもの。ホンダは2014年6月、タカタ製の助手席エアバッグに起因したリコールを、日本国内などで発表。

これは、助手席エアバッグのインフレータ(膨張装置)に製造段階での不具合があり、ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがある。

今回、このリコールが、インドにも拡大。インドでは、2003年モデルを中心に、アコードが1075台、CR-Vが252台の合計1327台がリコールに該当する。

なお、ホンダシェルカーズインディアリミテッドは、「この不具合に起因した負傷者などは、インド国内では報告されていない」と説明している。

《森脇稔》

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