豊田通商、ケニアに人材育成トレーニングセンターを開所

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TBP内に設置したトヨタケニアアカデミー
TBP内に設置したトヨタケニアアカデミー 全 2 枚 拡大写真

豊田通商は7月16日、現地グループ会社であるトヨタ ケニア(TKEN)の一部門である人材育成センター「トヨタケニアアカデミー」の開所式をナイロビ市内にあるトヨタ ケニア ビジネスパーク(TBP)内で行った。

開所式には、同国ケニヤッタ大統領をはじめ、駐ケニア日本国大使 寺田達志大使、現地政府関係者のほか、豊田通商の清水順三会長、TKENのアオリ会長、四倉佐知夫代表取締役らが出席した。

ケニアでは、人材の国際的な競争力の向上を目指し、同国の長期国家戦略であるVISION2030において、グローバル人材育成のための能力開発が掲げられている。技術者の育成においては、ケニア政府が運営している専門学校で職業訓練が進められている中、実際の現場でのニーズに見合ったさらなる教育機会の創出が必要となっている。

豊田通商は、TKENにおいて、自動車分野におけるトレーニングセンターを設け、自社の技術者を育成してきたが、今回、ケニアの人材育成分野で貢献すべく、自社トレーニングセンターの施設を「トヨタケニアアカデミー」として移設・拡充し、一般向けに開講する。

トヨタケニアアカデミーは、2014年10月に一般開講を予定しているが、これまでTKENで実施していた自動車関連技術の習得および経営人材の育成だけでなく、建設機械・農業機械などの自動車分野以外の技術者育成も行う。また、国際協力機構(JICA)やケニアの大学、政府関係機関などからの協力により、ビジネス・マネジメントに関する講座も実施。多様なニーズに対応できる教育体制を構築し、将来的には今後のアフリカを担う人材育成に継続的に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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