【宇宙博2014】オービターのタイヤに生々しい傷跡とBFGoodrichの文字

宇宙 エンタメ・イベント
スペースシャトル(オービター)の機首部分
スペースシャトル(オービター)の機首部分 全 16 枚 拡大写真
「SPACE EXPO 宇宙博 2014 NASA・JAXAの挑戦」(千葉・幕張メッセ、7月19日~9月23日)では、1981年から2011年にかけて100回以上打ち上げられた有人宇宙船「スペースシャトル」の実物パーツやレプリカが展示されている。

スペースシャトルは、再利用可能な機体による宇宙往還システムとしてNASAが開発。1960年代からコンセプトデザインがつくられ、1972年に正式に計画が発表された。

会場内には、スペースシャトル(オービター)の機首部分のレプリカや、1/24の模型などが展示されている。オービターは、再使用可能な固体ロケットブースター2基と、液体水素+液体酸素の外部燃料タンクが付く軌道船で、5機あったオービターのうち、2機が事故で人命とともに失われた。

機首部分のレプリカは、フライトデッキ(キャビン)が見えるようにつくられ、2席の操縦席の向こうに、さまざまなスイッチや計器類が見える。

また、NASAジョンソン・スペース・センターから搬入された「スペースシャトルのタイヤ」は、約400km/hのスピードで着陸できるように設計されたもの。接地面は激しい摩擦熱で溶けて固まった跡などが見られる。側面には「BFGoodrich」というマークと、「44.5×16.0-21 TUBELESS MAXIMAM SIX LANDINGS」などの小さな文字が刻まれいるのが確認できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る