ボーイング、ファンボロー国際航空ショーの受注・発注コミットメント201機を獲得

航空 企業動向
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ボーイングは、2014年ファンボロー国際航空ショーで、合計201機の民間航空機の受注と、発注コミットメントを獲得したと発表。総額にするとリストプライスで402億ドルとなった。

これによって2014年のネット総受注数は783機となった。

今回の受注・発注コミットメントの内訳は、『737MAX』が20機、『737MAX8』が86機、『737MAX9』が5機、『737-800』が4機、『787-9』が18機、『777-9X』が50機、『777フレイター』が4機、『777-300ER』が12機、『737-700C』が2機となった。

ショー期間中、ボーイングは、200席クラスとなる737MAX8の新タイプを発表した。新タイプは現行プランよりも座席数を11席増加し、次世代737型機よりもさらに燃料消費率を20%向上させている。

また、ボーイングは、新たな海洋監視航空機(MSA)をエアショーで初披露した。ボンバルディア製『チャレンジャー60』5をプラットフォームとしたMSAは、捜索や救助、海上での犯罪監視、沿岸での警備活動に対する優れた能力を提供する。

このほか、アフリカ最大の防衛・航空宇宙企業であるパラマウント・グループと協業に向けた覚書を締結。今後、両社は共同で世界各地の主要市場における防衛・安全保障のビジネス開発に取り組む。

《レスポンス編集部》

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