【PCCJ 第6戦】近藤翼、ポールトゥウィンで今季初優勝

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦 全 4 枚 拡大写真
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第6戦 決勝レースが、スポーツランド菅生にて7月19日に開催され、#78近藤翼が今季初優勝を飾った。

スターティンググリッドにはポールポジションを獲得した#78 近藤翼を先頭に、#11山野直也、#14元嶋佑弥、#12小河諒、ジェントルマンクラストップタイムの#9武井真司、#19永井宏明と続いた。路面は予選からウェットコンディション。レース開始予定時刻の午後1時が近づくとコースは部分的に濃い霧に覆われ、レースはセーフティーカースタートとなった。

セーフティーカーに先導されてグリッドを離れた15台のマシンは、路面コンディションを確認しながらゆっくりと2周。やがてセーフティーカーの解除がアナウンスされると、先頭の#78近藤は速度を大幅に落として前方に十分なスペースをつくり、機を見て最終コーナーから一気にスピードを上げていった。続く#11山野は#78近藤のすぐ後ろにぴたりとつけ、2台のマシンはつながるようにストレートを加速しレースがスタート。#78近藤のアウト側すぐ横に#11山野が並び、2台は接触ぎりぎりのサイドバイサイドで1コーナーに進入。#78近藤は何とか#11山野を抑え首位を守った。

#78近藤と#11山野はしばらく接近戦で首位争いを展開したが、序盤の5周は#78近藤が速く、ふたりの距離は少しずつ開いていった。#11山野は無理をせずレース後半に向けてタイヤを温存。首位争いはしばらくこう着状態となった。

レースは終盤に入っても上位陣の順位は変わらず。しかし、序盤にタイヤを酷使した#78近藤はタイヤライフが限界に近づき、あえて水の量が多いラインを選んで走行。タイムは徐々に落ちていき、タイヤを温存していた#11山野との差は縮まっていった。しかし#11山野に#78近藤を抜くほどの勢いはなく、#78近藤がトップを守ったままチェッカー。#11山野に1秒187差をつけて今季初優勝を飾った。

《纐纈敏也@DAYS》

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