星出宇宙飛行士、NASAの極限環境ミッション運用訓練にコマンダーとして参加

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アクエリアスの前で写真撮影する油井宇宙飛行士(右下)らNEEMO16のクルー(出典:JAXA/NASA)
アクエリアスの前で写真撮影する油井宇宙飛行士(右下)らNEEMO16のクルー(出典:JAXA/NASA) 全 4 枚 拡大写真

星出彰彦宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在に向けた訓練の一環として、第18回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO18)訓練にコマンダーとして参加する。

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この訓練は、米国フロリダ州タバナー沖の海底に設置されている「アクエリアス」と呼ばれる、居住スペースがある海底研究室に滞在し、閉鎖環境における異文化対応や自己管理、チームワーク、チーム行動能力の向上を図ることが目的。これによってISS長期滞在や将来の有人宇宙探査に備える。

星出宇宙飛行士にとっては、コマンダーという指導的な立場を経験することで、将来、リーダを担うために必要な資質を向上させる目的もある。

訓練は7月21日~29日までの9日間。

今回のミッションでは、ISSや将来の小惑星探査に向けた技術や、訓練手法を練り上げるための船外活動や技術的調査を実施する。船外活動では機器類の検証、船外活動ツール、小惑星や火星などの異なる重力レベルでの作業手法について開発・検証する。

また、船内環境下における人の健康やパフォーマンス、居住性に焦点をあてた医学・科学実験も実施する。

《レスポンス編集部》

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