政府、海賊対処行動を1年間延長…部隊司令官に自衛官派遣へ

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小野寺防衛大臣は、国家安全保障会議と閣議で、自衛隊の海賊対処行動の1年間延長を決定するとともに、2015年5月を目処に、CTF151(第151連合任務部隊)に司令官として、将補クラスを派遣することを明らかにした。

これまで自衛隊は、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処行動を展開してきたが、国家安全保障会議と閣議で、海賊対処行動を1年間延長することが決まった。

現在、海賊対処の行動、事案は減ってきているが、これは自衛隊を含めた各国の行動が、有効に機能しているためと見ており、今後も海賊対処を継続的に対応していく必要が重要と判断した。

加えて、海賊対処を行う各国部隊との連携強化を通じて、自衛隊の海賊対処行動での実効性向上を図るため、来年5月を目処に、CTF151の司令官として、将補クラスを派遣する。

自衛官が多国籍部隊の司令官を務めるのは自衛隊創設以来初めて。小野寺防衛大臣は「日本としてこのような活動を通じて積極的平和主義の元、一層各国の様々な、このような国際平和の取り組みについて、協力をしていきたい」としている。

司令官の派遣で、役割全体の情報収集や、日本としての今後の対応の能力向上に結び付けていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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