アストンマーティン、2台の特別モデルを発表…世界に1台のあのクルマも日本初公開

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アストンマーティン V8 ヴァンテージ N430
アストンマーティン V8 ヴァンテージ N430 全 24 枚 拡大写真

英国スポーツカーブランドのアストンマーティンは24日、2台の特別モデルの日本発売を発表した。レースで培った技術を惜しみなく投入し、運転する楽しさを徹底的追求した『V8 ヴァンテージ N430』と、今年で誕生10周年を迎える『DB9』の特別仕様『DB9 カーボンブラック / ホワイト』だ。

V8ヴァンテージ N430は、V8ヴァンテージをベースに“ドライビングプレジャー”を徹底追及するべくチューニングが施された。カーボンファイバー/ケブラーによるスポーツシート、鍛造アロイホイールにより20kgの軽量化を実現。436psを発揮する4.7リットルV8エンジンに、6速MTを組み合わせ、1610kg(クーペ)のボディを最高305km/hまで加速させる。0-100km/h加速は4.8秒だ。

さらにN430ならではの大きな特徴がデザイン。グリル周り、ピラー、ミラー、リアディフューザーにカラフルなアクセントが施される。これはルマン24時間耐久などでも活躍するレーシングマシンに受け継がれるイメージを用いたもので、デザインからもパフォーマンスの高さがうかがえる。価格は1599万5000円からで、9月以降にデリバリーを開始する。

DB9カーボンブラック、カーボンホワイトは、517psの6リットルV12エンジンを搭載するGTカー、DB9をベースにカーボンによる装備が施されたもの。ブラックボディがベースの「カーボンブラック」、ホワイトボディがベースの「カーボンホワイト」ともに、フロントバンパー、サイドストレーキ、ミラーなどにカーボンが用いられ優雅なたたずまいのDB9の姿に力強さを与えている。価格はクーペが2349万5000円、オープンカーのヴォランテが2543万9000円。

さらに同日、東京・青山で開催されたイベントでは、名門カロッツェリア「ザガート」が製作した世界に1台の『DBS ザガート センテニアル』も日本初公開。この日の会場にもなったファッションブランド「CoSTUME NATIONAL」のイタリア人デザイナーによってカラーリングや素材選定、内装デザインがおこなわれたという貴重な1台だ。『DBS』をベースにクラシカルなエクステリアをまとい、他のアストンマーティン・モデルとは一線を画す存在感を放っている。

《宮崎壮人》

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