フォルクスワーゲンの小型オープンモデル、『イオス』。同車が米国市場において、販売を終了することが分かった。
これは7月22日、フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカが明らかにしたもの。同社は、「2015年モデルのイオスに、ファイナルエディションを設定。これが最終生産車となる」と発表している。
2006年にデビューしたイオスは、電動ハードトップを備えた小型オープンカー。『ゴルフ カブリオレ』とキャラクターが重なる部分があり、販売面では苦戦した。実際、日本では2009年の半ばをもって、イオスの導入は中止された。
しかし、米国ではオープンカーに対する需要が根強いことから、イオスは継続販売されてきた。ただしこれも、2015年モデルをもって終了する。
米国向けに用意されるイオスのファイナルエディションは、従来の「スポーツ」に代わるグレード。ベージュ&ブラックのツートンレザー内装をはじめ、18インチの専用アルミホイール、リアビューカメラなど、最終モデルに相応しい装備の充実が図られている。