一畑電車、5000系車内を木材で改装

鉄道 企業動向
5000系5009+5109号編成の「木質化」された車内。壁面や床面、座席などに木材を使用したほか、座席の通路側に仕切り壁を設けている。
5000系5009+5109号編成の「木質化」された車内。壁面や床面、座席などに木材を使用したほか、座席の通路側に仕切り壁を設けている。 全 4 枚 拡大写真

島根県の島根半島で鉄道路線を運営する一畑電車はこのほど、5000系電車の車内を「木質化」したと発表した。

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島根県産木材の需要拡大を目的に制定された島根県森林整備加速化・林業再生事業費補助金の2013年度事業として、5000系2両編成1本(5009+5109号)の車内を改装。基本的なレイアウトは従来の5000系にあわせつつ、木材を最大限使用して「木の温もりある室内」にしたという。

一畑電車の5000系は1998年に導入された。元は京王電鉄5000系で、前面貫通扉の非貫通化や台車・座席の交換などの改造を受けた上で京王から譲り受けた。現在は木質化した5009+5109号のほか5010+5110号が運用されている。

《草町義和》

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