【鈴鹿8耐】1時間経過…ヨシムラ・レジェンドチームまさかの転倒、ホンダ勢トップ争いを展開

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2014コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐2014)(写真は予選)
2014コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐2014)(写真は予選) 全 4 枚 拡大写真

急激な天候の変化により、6時間55分に短縮された2014年の「コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース」。12時35分に仕切り直しという形でスタートが切られた。

今週末は晴天に恵まれていたため、ウエットコンディションでの走行は初めて。No.11 F.C.C TSR Honda『Honda-CBR1000RR』の秋吉耕佑が異次元の速さをみせる。スタートでの混乱をくぐりに抜け、2周目のS字コーナーでトップ浮上。その後は2分21~22秒のペースで一気に後続を引き離していく。

レース6周目、早くも波乱が起きる。3位のNo.34 ヨシムラ スズキ シェル アドバンス『SUZUKI-GSX-R1000L4』の津田拓也を、No.12 レジェンド オブ ヨシムラ スズキ シェル アドバンス『SUZUKI-GSX-R1000L4』の青木宣篤が猛追。130Rで抜きかかるが、滑りやすい路面に足元をすくわれ転倒。青木は立ち上がったがバイクが相当なダメージを受け、再スタートが困難な状態に。早くも注目チームが上位争いから脱落するというまさかの展開が待ち構えていた。

独走しようとする秋吉に待ったをかけようと追い上げているのが、連覇を目指すNo.634 MuSASHi RT HARC PRO『Honda-CBR1000R』の高橋巧だ。12周目にNo.104 TOHO Racing with MORIWAKI『Honda-CBR1000R』の山口辰也を抜いて2位に浮上。20秒差で同じホンダの秋吉を追いかけている。

レーススタートから1時間。スタートを遅らせた雨雲も過ぎ去り、路面も少しずつ乾き始めるというコンディション。まもなく各車が1回目のピットインを迎えるところ。ここでスリックタイヤを選択するのか、レインタイヤのままでいくのか。また一つレースの展開を左右する瞬間を迎えそうだ。

1時間経過(24周)時点

1位No.11 F.C.C. TSR Honda(秋吉耕佑/ジョナサン・レイ/ロレンツォ・ザネッティ)
2位No.634 MuSASHi RT HARC PRO(高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク)
3位No.104 TOHO Racing with MORIWAKI(山口辰也/國川浩道/小林龍太)

《吉田 知弘》

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