【鈴鹿8耐】残り1時間…ハルク・プロ、ヨシムラ、カガヤマ 優勝をかけた最後の戦いへ

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【鈴鹿8耐】残り1時間…ハルク・プロ、ヨシムラ、カガヤマ 優勝をかけた最後の戦いへ
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12時35分にスタートが切られた2014鈴鹿8耐も、残り1時間を迎えた。直前に急激な天候変化あってスタートが順延されたため、今年は6時間55分での耐久レースとなっている。

4時間を過ぎたところで、ここまで独走でトップを走っていたNo.11 F.C.C. TSR Honda『Honda-CBR1000R』の秋吉耕佑が108周目の130Rで転倒。一時は担架で運ばれたが、最後まで諦めない闘争心で再びバイクにまたがりピットへ。チームメカニックの迅速な作業で再びコースに復帰しているが16周遅れの47位まで後退してしまった。

これによりトップに踊り出たのはNo.634 MuSASHi RT HARC PRO『Honda-CBR1000R』(高橋巧/レオン・ハスラム/マイケル・ファン・デル・マーク)。2連覇達成に向け、高橋、ファン・デル・マークがバトンをつなぎ2分08秒~09秒台のペースで快走。一時は30秒差だった2位との差を1分10秒まで広げている。2位にはNo.34 ヨシムラ スズキ シェル アドバンス(津田拓也/ジョシュ・ウォーターズ/ランディ・ドゥ・プニエ)が追いかけている。634番には大きな差をつけられてしまったが12番レジェンドチームのためにも、少ないチャンスを狙いに行っている。3位にはNo.17 Team KAGAYAMA&Verity(芳賀紀行/ドミニク・エガーター/加賀山就臣)が浮上。特に現役Moto2ライダーであるエガーターが素晴らしい走りを見せている。トップから1周遅れではあるものの、最後まで何が起こるかわからない。

今年は“8耐の魔物”のイタズラが多く、大波乱のレース展開となった2014鈴鹿8耐。奇しくも昨年表彰台に上がった3チームが、全く同じ順番で終盤を迎えている。そして残り1時間を迎えようとしたところで、1コーナーで激しく転倒したバイクがあり、安全確保のため3回目のセーフティカーが導入された。

最初から最後まで荒れ模様となったレース。果たしてどんなクライマックスが待っているのか、一瞬たりとも目が離せない状態が続いている。

《吉田 知弘》

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